冷たい校舎の時は止まる

冷たい校舎の時は止まる

 読み終えました、「冷たい校舎の時は止まる/辻村深月」。

辻村先生との出会いは割と最近。

フラ~っと立ち寄った本屋にて「凍りのくじら」という

タイトルの本がファーストコンタクト。


凍りのくじら

俗に言う「ジャケ買い」でしたが、これが大当たりでした。

内容ももちろん素晴らしかったのですが、

なにより主人公に感情移入し過ぎまして(笑)。

自分と被る部分が多過ぎたというか…。

まあそんな感じで他の作品も読んでみたくなり

今回「冷たい校舎の時は止まる」に手を出した次第です。

辻村先生のデビュー作です。

何と言うか、痛かったですね。

これまた感情移入と言うか自分に重なり過ぎました。

登場人物9人(私は敢えて9人とします)それぞれの弱さが

あまりにも生々しくて……。

物語のイメージカラーは「白」。

もう一面真っ白な世界。

そんな真っ白な世界で繰り広げられる白、或いは透明な物語。

私が抱いたのはそんなイメージでした。

非常に重いテーマなので明るい内容とはとても言えませんが、

最後は清々しい気持ちになれました。

反面、読み終えてしまうのがとても淋しい気持ちでした。

9人全員がとてもいい子で、別れ辛かったです。

こんなに別れが寂しい物語に出会えた事が幸運でした。

また再びこの9人に会う為に、

もう一度冷たい校舎へ向かおうと思います。

……なんてね(笑)。
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